シェルティの「チロル」ってこんな子です。
ブログランキング

犬のブログランキングに参加しています。

記事がお役に立てたら、クリックで応援していただけると嬉しいです。

我が家のシェルティ1号のチロルは満16歳になりました。

 

食欲旺盛で「ご飯を残す」というワードは彼女の世界にはありませんでした。

 

おばあちゃんになってもタオル遊びが好き。

布団に鼻をつっこんでイゴイゴするのがご機嫌のサイン。

散歩はスキップをするように、楽しそうに我が道を歩いて行くタイプ。

ちょっとホケーっとしているのんびりした性格。

お腹の底から吠える声は、レディなのに迫力があります。

 

10歳を超えた時に、子宮蓄膿症と診断されて手術をしました。

全身麻酔の手術は高齢犬の体の負担になるのでは・・・?

しかし、担当の先生に「彼女の場合、血液検査のデータも全く問題ないから大丈夫ですよ。」と言われて、ドキドキしながら1泊の入院で手術をお願いしました。

当日の22:00を過ぎたころ、突然病院から電話が入り、何かあったのか?!と心臓が止まりそうになりました。

 

「麻酔から覚めたけど、とても帰りたそうで・・・お迎え大丈夫ならお家に帰ってもOKですよ。」

 

えっ?!

全身麻酔したんだよね?

開腹手術だったんだよね?

 

「本当に大丈夫なんでしょうか?」と聞くと、先生は「これだけ元気なら心配ないですよ~」と笑っていました。

 

すぐに迎えに行くと、生まれたての子馬のようにプルプルと立ち上がり、ヨロヨロの足取りながらも歩き出す。

その後ろ姿は、

「さぁ、お家に帰るよ!!」という意気込みに満ち溢れていました。

 

帰り際に先生から「ご飯が食べれそうなら、いつも通りのご飯を食べても良いですよ。術後なので、あまり食欲はないと思いますけど・・・」と言われました。

まぁ、さすがのチロルも術後だしね。

徐々に食欲も回復するだろうな。

そんなことを考えながら、試しに少量のご飯を出したところ5秒で完食・・・

さらに「いつもより少ないんじゃないですか?」というオーラ満開で、じーっと見つめる。

結局、ご飯はいつも通り食べて、グッスリと眠り、翌日から数回通院し無事に治療を完了しました。

 

治療終了日に先生から「全身麻酔から覚めた後の “家に帰らせていただきます” という彼女の意気込みがすごかった。」という話を聞きました。

その時の様子を看護師さんは、「あの麻酔の後で立ち上がって歩く犬は初めて。飼い主さんのことが大好きなんですね。」と言われました。

 

そんなに・・・

そんなにも私のことを・・・

チロルぅぅぅぅーーーっ!!

愛してるよーーーーーっ!!

と、

一瞬感動して泣きそうになったけれど。

 

夜ご飯を食べずに病院に行ったため

チロル的には

「今日の分の夜ご飯を何としても食べなければ・・・」

という執念?の気合という方がしっくりくる、術後の食欲でした。

スポンサーリンク
おすすめの記事