我が家の高齢犬シェルティーは、小さいころから歯みがきをしていたので、ブラシを口に入れることはできます。
ただ、今だになかなか上手にできなくて、歯の裏側は綺麗にはできていません。
16歳のチロルの方は、歯を抜くこともなく現在も全ての歯がある状態。
しかし、10歳のきなりの方が下の犬歯を1本抜歯しました。
受診したときには、すでに歯がグラついている状態でした。
やはり裏側がキチンと磨けていなかったのが原因のようです。
目次
犬の歯周病
先生の説明によると、歯周病は歯周ポケットの中に歯垢が溜まって石灰化した歯石が原因とのことでした。
歯石によって歯周ポケット周囲の歯茎に炎症がおきて、赤く腫れた状態が続き、さらに歯石が溜まってポケットが押し広げられた状態になり、歯がグラつくのだそうです。
最後には自然に抜け落ちてしまうこともあるけれど、このまま放置するよりは抜歯した方が良いかもしれないとのお話がありました。
歯周病から腎不全や心不全に?!
歯石というの細菌を多く含んでいるそうです。
そして、赤く腫れて炎症をおこしている歯茎の部分の血管は弱くて、細菌が入りやすいのだとか。
つまり血管に細菌が入ってしまうと、血液に乗って全身を巡るわけですから、臓器にダメージを与えることも考えられます。
人間も同じで、血液に菌が入ると「菌血症」や「敗血症」など重篤な状態になることがあるわけだし。
歯周病の菌が、もろくなった歯の根元から血液やリンパを介して全身に広がるということは、医療や介護の現場では良く耳にすること。
そう考えると犬も人間も、口腔ケアは健康の第一歩かもしれませんね。
たんぽぽ歯ブラシで犬の歯磨き
我が家では犬用の歯ブラシは使っていません。
赤ちゃん用の歯ブラシを愛用しています。
以前は同じような「たんぽぽ歯ブラシ」を使っていたけれど、近所のドラックストアで見かけなくなり、代わりにこちらがありました。
商品名は「STB-360do ベビー」
(株式会社 STBヒグチ)
という商品。
ネットでも購入できるけれど、送料が・・・
近所のドラックストアで1本280円なので、「白」をまとめ買いしています。
「痛がらない、嫌がらない、仕上げみがきにも」とあるように、ブラシの毛が柔らかいし短いので痛がる様子はありません。
そして16歳のチロルの方は、スケーラーでケジケジします。
スケーラーを使うと言っても、動物病院の先生のようにスピーディーに上手にはできないので、表面の歯垢をスーッとぬぐう感じで使っています。
手作り食だとどうしてもカスが付きやすいんですよね・・・
歯磨きしながら寝てしまう16歳
スケーラーでケジケジ・・・
ケジケジ・・・
ウトウト・・・( ˘ω˘)スヤァ zzz
お口スッキリ!!
そしてまた寝る・・・
こんな感じの歯みがき事情でした。