毎年、春の狂犬病の注射をするときに健康診断を兼ねて血液検査をお願いしています。
今年も例年通り、2018年6月10日に実施。
次回トリミングの際に検査結果を教えてもらうことにしました。
そして、7月15日のトリミング当日。
先生から「気になる項目があるので、再検査をしてみませんか?」とのお話がありました。
今年16歳になるチロル。
毎回ALPが高値なので、今年もかな?と思ったら、今回気になるのは腎臓の数値とのこと。
目次
再検査の結果
BUN(尿素窒素)
6月 62.0 ⇒ 7月 79.6
基準値(9.2~29.2)
CRE(クレアチニン)
6月 1.7 ⇒ 7月 1.9
基準値(0.4~1.4)
基準値(0.4~1.4)
ALT(GPT)
6月 132 ⇒ 7月 128
基準値(17~78)
基準値(17~78)
ALP(アルカリフォスファターゼ)
6月 928!! ⇒ 7月 650
基準値(69~333)
いずれにしても、すべて基準値オーバーの結果でした。
約75%の腎機能が失われて、はじめて血清クレアチニンは上昇するもの。
脱水などでも上昇することがあるそうですが・・・
今までは、クレアチニンが0.8程度の数値だったので気にしたことはなかったけれど、2カ月連続で基準値オーバー。
これって・・・いわゆる腎不全では・・・(;一_一)ガーン
腎臓のバイオマーカー IDEXX SDMA
先生から腎臓のバイオマーカーがあると聞き、さっそくお願いして検査をしてもらいました。
結果が出るまで3日間ほど時間がかかるそうです。
異常なALPには、お腹のエコーで肝臓をメインに検査してもらいました。
その結果、胆のうがかなり肥大していて「胆汁うっ滞」と診断されました。
胆汁は黄色い粘性の液体。
脂肪やビタミンの吸収に関連するそうです。
肝臓が作ってくれる消化液の胆汁が、十二指腸に流れる間のどこかで滞っているのかもしれません。
先生からは、「シェルティは脂肪の分解が不得意な子が多い。」と聞き、胆のう破裂なんてことになったら大変なので、まずは利胆剤を内服して経過観察することにしました。
診察のまとめ
診察メモ
- 胆汁うっ滞に対し、利胆剤を開始
ウルソ50mg 1日1回夕食後 2錠
- 腎臓病の療法食に変更する
動物病院でいただいたサンプル
・ロイヤルカナン 腎サポート
・ロイヤルカナン 腎サポート
・ロイヤルカナン 腎サポート
セレクション
・ヒルズ 腎ケア k/d
・Dr's Care キドニーケア
・ヒルズ 腎ケア k/d
・Dr's Care キドニーケア
2018年7月 中型犬シェルテイ
体重12.8kg 15歳10ヶ月
療法食については、自分でもいろいろ調べて試してみようと思います。