犬の腎臓病対策に手軽にできる「ポリアミン」の摂取
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枕に頭ではなくお尻を乗せるのがチロルのスタンダードです。

今日も穏やかにお昼寝中・・・

 

 

慢性の腎臓病(腎不全)には、今現在は特効薬というものがないので、いかに進行をゆるやかにするかにフォーカスした治療で共生していくことになります。

食事については随分悩んで、現在も「さらに効果的なモノがないかな?」と調査を続ける毎日。

そんな中で、新たに取り入れた「ポリアミン」の摂取。

 

以前、炎症性サイトカインによる慢性的な炎症が老衰(老化)の原因の1つということを記事に書いたことがあります。

 

このときに、ふっと

「炎症性サイトカインを抑制することが出来れば、老化(腎線維化)のスピードを遅らせることが可能なのではないか?」

そんな考えが頭に浮かびました。

 

 

炎症性サイトカインを抑制する「抗炎症性サイトカイン」の効果が期待できる食べ物などを調べていて、たどり着いたのが「ポリアミン」

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炎症に関わる因子の発現を抑制するポリアミン

 

この中で、ポリアミンが多く含まれる食べ物の例としてあがっているのは、

高ポリアミン
  • 全粒粉
  • 胚芽
  • ふすま
  • 豆類
  • ナッツ
  • キノコ
  • 内臓肉、魚卵
  • 発酵食品(特に納豆)
  • 高度に熟成したチーズ

 

チロルは納豆、キノコ(しいたけ、舞茸)、内臓肉などは食事で摂ることがありました。

 

発酵食品が良いのなら、毎日食べるヨーグルトも高ポリアミンということなのでは?

 

アゾディルで、窒素代謝物をエサとする3つの乳酸菌の効果で尿毒症対策をしているので、ポリアミンが含まれる乳酸菌がないものだろうか?

 

 

そこで、乳酸菌についても調べたところ「ビフィズス菌LKM512」という乳酸菌にたどりつきました。

↓↓↓↓↓↓↓↓

ビフィズス菌「LKM512」摂取による寿命伸長効果を発見 / 京都大学 2011.08.17

 

 

 

毎日の食後にヨーグルトを大さじ1。

好きだったヨーグルトも最近は食べたり食べなかったり。

とりあえず、日々食べるヨーグルトを「LKM512」で作れば、ポリアミンの摂取が手軽にできるなぁと思いお試しサイズの種菌を購入してみました。

  

今までは、50℃くらいのお湯をはった鍋に種菌と牛乳を入れて一晩放置でヨーグルトを作っていたけれど、最近購入したホームベーカリーにヨーグルト機能がついていたので、そちらを使って作ってみました。

「種菌1袋に対して1ℓの牛乳」という分量だったけれど、ヨーグルト容器の関係で種菌1袋に500ccの牛乳で作りました。

6時間でしっかりと固まり、酸味が少ない口当たりのやわらかいヨーグルトが完成。

 

少なからず尿毒症の症状があるとすれば、口腔内の粘膜にも影響があると思うので(口内炎などが考えられる。)酸味が少ない方が口の中でピリピリしなくてチロルも食べやすいんじゃないかなぁと思っています。

 

試しに、R-1で作ったヨーグルトと、LKM512ヨーグルトを2つ出したところ、匂いを嗅いでLKM512のヨーグルトのみ食べました。

食べたり食べなかったりだったヨーグルトも、LKM512のヨーグルトで作るようになってからは毎回食べてくれます。

 

出来上がったヨーグルトは、次の分の種菌にするために少し取り分けて、2回目以降はその種菌に牛乳を混ぜて作っています。

1回目は粉末の種菌で、2~4回目までは取り分けた種菌を使ってというサイクル。

(取り分けた種菌で作った5回目のヨーグルトは、菌の力が弱くなってきたせいかトロリとしていてゆるいヨーグルトでした。)

 

腎臓病(腎不全)に限らず、「抗炎症性サイトカイン」の食べ物は、シニアに入った愛犬の食事作りの際にちょっと意識してみると良いかもしれません。

 

家庭で簡単に取り入れらるので、今後も続けてみようと思います。

 

10歳のキナリも食後のヨーグルトはLKM512。

いつまでも若くて健康でいられますように。

 

 

今回は、種菌はお試し5袋入りを購入しました。

 

普通のカップ入りのヨーグルトもあります。

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