jamiroquaiのジェイ・ケイをイメージしたフワフワ帽子♪
去年、ファーのような毛糸を発見したので、お二人用に手編みで作ったお揃いの帽子。
雪国秋田に暮らすシェルティー2匹。
寒い地方の犬種なので、雪が降ると楽しそうです。
夏より冬の散歩の方がテンションUP。
誰も歩いていない公園の雪の中を、
ウサギのようにピョンピョン歩きます。
降ったばかりのパウダースノーに鼻を突っ込んで
クンクンするのが日課のチロルさん。
顔が雪まみれになるので、散歩の途中で何度も雪を払っていました。
被り物好きのキナリは
ゴージャス帽子を被ってご機嫌で散歩ができるけれど、
チロルは帽子を被ると一時停止・・・
そのため、パーカーのフード状態での散歩。
1年前の今頃は、
「散歩」と言うと2匹で玄関にダッシュして
ワンワン攻撃が大変だったなぁ・・・
などと思い返しています。
今は、チロルの「ワン」と吠える声を聞くこともなくなりました。
ヨロヨロの筋力なので、タオルの引っ張りっこもできなくなりました。
聴力もほとんど無いようだし
眼もほとんど見えていないようです。
ほんの1年前は元気100倍で、病院で健康診断をした時も「15歳とは思えないほど若いね~」と言われていました。
そんな風に言われて、私も我が家の2匹はずっと元気だと安心していたけれど。
それは突然やってきます。
そして、その日を境にあれよあれよという間に「老犬」になっていきました。
チロルのお腹から吠える、ドスの効いた「ワンっ」が聞きたい。
けれど、腎不全と診断された後でチロルの「ワンっ」を聞いたのは1度だけです。
今、元気すぎて困る・・・と思えるのは
とても幸せなことだなぁと思います。
ワンワン、ワンワン吠えてうるさいとなぁと感じても
いつかその声を聞くことが出来なくなる時がやってきます。
遊んで催促に、今日は疲れているの・・・とスルーしても
いつか一緒に遊ぶことが出来なくなる時がやってきます。
だから、今
犬と一緒に暮らしているのなら
「今、この瞬間」を大切に過ごして欲しいなぁと思います。
犬の一生は、人間と比べると圧倒的に短いから。
シェルティーの寿命は12~13歳と言われているそうですが、
我が家のチロルは今年17歳、
キナリは11歳を迎えます。
「もう少し暖かくなったら、去年と同じようにお花見とピクニックに行こうね。」
棒灸をしながらチロルに話していました。
彼女はそれから、歩行訓練のリハビリに力を入れているように思います。
「徘徊」とも言うけれど・・・
床にベタっと倒れても、両方の前足をプルプル踏ん張って自力で立ち上がれることもあります。
自分なりにリハビリ計画があるのかもしれません。
神様から余計にもらえた命 を大事に、そして覚悟して紡いでいこう。