今度は『炎症性乳がん』
ブログランキング

犬のブログランキングに参加しています。

記事がお役に立てたら、クリックで応援していただけると嬉しいです。

 

心配だったお腹のしこり。
平らな板状のプニプニした手触りから、今はカチカチの板状に変わりました。
また足の付け根付近の方にまでしこりは広がっているようです。

毎日お腹を気にして舐めている。
固くなったしこりが気になるのか。
かゆみがあるのか。
痛いのかな?

赤みが広がって、カジカジしたのか傷になっている箇所もあり。
見るからに嫌な感じしかしない。
病院を受診して先生に見てもらうと、やはり先生の顔がすぐに曇りました。

先生曰く、「炎症性乳がん(炎症性乳腺癌)の可能性は否定できない…」

犬の乳がん(乳腺腫瘍)
半分は良性腫瘍で、残りの半分が悪性腫瘍。
しこりを見つけた時にいろいろ調べたのですが、その時は「半分は良性ならきっとキナリも大丈夫」と思っていました。

最悪、悪性腫瘍(癌)だとしても「炎症性乳がん」でないなら良しとしよう。
なんとか養生で対応できるようにと考えていました。

それなのに…

 

目次

「炎症性乳がん(炎症性乳腺癌)」

乳がんの中で一番避けたい「炎症性乳がん」
ネットで画像検索すると分かると思いますが、お腹の部分が赤くなって外側の皮膚も炎症を伴っているような状態。
実際に舐めたり、かじったりして(自壊)腫瘍が傷ついて中の液体がでると匂いも強烈なのだそうです。

何より怖いのは、その転移率。
高確率で転移するケースが多いそうです。
そして抗癌剤が効かないこと。

予後が1ヶ月程度と言われていること…

僧帽弁閉鎖不全症で全身麻酔のリスクが高いとして、病理の検査はしていません。
そのため先生も「病理をやっていないので確定診断はできないけれど、炎症性乳がんの可能性は否定できない」と静かにお話してくれました。

転移について聞いてみると、リンパ節・肺などに転移することが多いとのこと。
心室肥大の状態確認も兼ねて、胸部のレントゲンを撮ってみることにしました。

結果は、今のところは転移はなく心室肥大もも若干であるけれと小さくなっていたので少し安心できました。

 

飲み薬と塗り薬

抗がん剤の効果を期待できない特殊な癌。
「炎症性」というだけあって、まずは炎症をおさえるためステロイドの飲み薬と塗り薬で経過観察です。

・プレドニゾロン5mg 1日1回 1錠
(ステロイドは朝の服用が良いと思います。)

・デルモゾールGローション
(ベタメタゾン吉草酸エステル+ゲンタマイシン硫酸塩配合剤)
ステロイドに抗生物質が合わさった塗り薬です。

 

今後のこと

予後は良くない嫌な種類の癌。
1ヶ月程度と言われていることを考えて、帰りの車では涙が止まりませんでした。

心臓の弁に不具合はあるけれど、薬を飲んで調子も良くなったし。
泥状便が続いてお腹も心配だったけど、手作りご飯で今は良好な便になったし。
散歩の足取りは軽やかで
ワンワン言いながらご機嫌で
ご飯も完食するし
ソファにだって飛び乗るし
イヤイヤしていた歯磨きもまた上手に出来るようになったし。

寝ている後頭部を眺めながら、またポロリと来たけれど。

泣いてる時間がもったいない。
できる事は全部やろう。
「1ヶ月程度」なんて統計上の話だしね。
そもそも、ただの皮膚炎かもしれないしね。

まずは
❶炭水化物を控える⇨癌細胞の大好物なので癌を成長させてしまうと思うから
(パンが大好きだったので大ブーイングかも)
❷腎と足三里のお灸
(今日は初めて逃げ回らずに出来た)
❸クコの実、まいたけを毎回食事に取り入れる

考えつくのは今のところこれくらいかな。

スポンサーリンク
おすすめの記事