2021年9月17日 12才9ヶ月 検査データのまとめ
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昨日は動物病院の受診に行ってきました。

実施した検査は
心臓の超音波検査
腹部の超音波検査
血液検査(肝機能)
NT-proBNP

 

 

目次

検査データの基準値まとめ

基準値のまとめ(今までに受けたことのある検査のみ)
2021年9月17日現在
※検査会社によって基準値は変わるようです。今回もらった検査結果用紙に載っていた基準値を控えました。

参考基準値(一般項目)
  • TP(総蛋白) 5~7.2
  • Alb(アルブミン) 2.6~4.0
  • ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)17~78
  • AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)17~44
  • ALP(アルカリフォスファターゼ)~89
  • γ-GGT(ガンマグルタミルトランスフェラーゼ)5~14
  • Tcho(総コレステロール)111~312
  • Glu(グルコース)75~128
  • Amy(アミラーゼ)200~1400
  • BUN(尿素窒素)9.2~29.2
  • Cre(クレアチニン)0.4~1.4
  • Ca(カルシウム)9.3~12.1
  • P(リン)1.9~5.0
参考基準値(単項目)
  • SDMA 0~14
  • FT4 7.7~47.6
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン)0.05~0.42
  • NT-proBNP ≦900

 

2021年9月17日の検査結果

1心臓の超音波検査

左心室肥大も以前より小さくなり(僧帽弁閉鎖不全による?)逆流もお薬を服用する前に比べるとだいぶ良くなっている様子。

「ピモベンダン(慢性心不全の治療薬)」が効いているようなので、このまま継続して服用する。

 

2腹部の超音波検査

・肝機能の数値が高かったこと

肝臓にはこれといった所見はなし。

胆のうは若干浮いている?硬くなっている様子だけれど肥大しているまでではない=若干の胆汁うっ滞?

 

・腹部に平らなしこりがある(約5cm程)

平らなしこりについては、乳腺周り+避妊していないことを考えると病理組織検査をしたい所。

Dr.の回答:全身麻酔で組織を少し切り取って採取するため、心臓に疾患を抱えて12才という年齢も考慮すると…全身麻酔は負担が大きいのではと考える。
しこりの大きくなるスピードを観察することとした。

 

3採血検査(肝機能+NT-proBNP)

・肝機能の数値が基準値より高い

 

ALT
  • 2020/06/27:68
  • 2021/01/17:176
  • 2021/06/15:227
  • 2021/09/17:185
γ-GT
  • 2021/06/27:8.3
  • 2021/01/17:実施なし
  • 2021/06/15:14
  • 2021/09/17:26
ALP(アルカリフォスファターゼ)
  • 2020/06/27:40
  • 2021/01/17:82
  • 2021/06/15:198
  • 2021/09/17:512
NT-proBNP
  • 2021/05/11:2483
  • 2021/09/17:1556

 

検査結果を見て思ったこと

 

僧帽弁閉鎖不全の血液逆流による左心室肥大が小さくなったことで、ピモベンダンが効果があったと感じました。
外科手術は除外したので、内科的治療としてこの投薬は継続しようと思います。
NT-proBNPの結果は1週間後の結果まち。この数値はどのように動くのかも指標とします。

2021年9月25日
NT-proBNPは1556

肝機能については、ALPと共にγ-GTが上がっていました。
腹部の超音波検査でも言われたけれど、この数値が上がっていることからやはり「胆汁うっ滞」ということも考えられそうです。
原因としては
定期的に服用していた「ウルソ(利胆剤)」が切れていて10日ほどお休みしたこと。
皮膚炎で服用していた「プレドニゾロン5mg(ステロイド)」を2.5mgに減量して継続投与していること。
(徐々にゆっくり減量した方が副腎に良いかと考えているため)
が思いあたります。

対策としては
「ウルソ(利胆剤)」を継続して服用すること。

「プレドニゾロン(ステロイド)」を0.5mg/1週間~10日くらいのスパンで減量していくこと。

を考えています。

 

一番気になったのは、お腹の平らなしこりです。
大きくならなければ良いな…

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