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我が家のシェルティー:チロル(16歳)が腎不全と診断され、最初の数ヶ月は何をしたら良いか全く分からなくて途方に暮れていました。

腎不全についての論文や研究報告書等も読みあさって、どういう作用で良い結果(または悪い結果)になっていくのかを調べる日々。

人間の泌尿器科や膠原病の先生にもお話を聞きながら、診断後3ヶ月くらい経過した頃にようやく自分の中で少しずつ治療に対する考えが決まってきました。

即効性のある西洋医学の力を借りながら、東洋医学で自然治癒力をサポートするような形での養生をしていこう。

 

そして、我が家の腎不全犬チロルは皮下点滴を中止。

「ひまし油温シップ」と「棒灸」の養生を続け、2018年9月の段階で「余命は後1ヶ月くらいかもしれないし・・・」と言われていたけれど、その後8カ月も一緒に過ごす事ができました。

 

今回は、すぐに取り入れられて簡単な「棒灸」についてのお話です。

 

 

腎の養生はとにかく冷やさないこと

 

「腎」は冷えに弱いという事は知っていたので、チロルはずっと腹巻を着用。

 

ひまし油温シップ+ホッカイロという方法だったけれど、腎養生の季節である「冬」はお灸を取り入れました。

北国秋田の冬はとても寒いので・・・

 

 

 

お灸をやってみようと思ったのは、図書館で借りた一冊の本を読んで。

東洋医学ベースの「ほしのどうぶつクリニック」院長:星野浩子先生の本でした。

 

 

そして今・・・

「お灸をもっと早い段階で取り入れていれば良かった。」と、少し後悔しているというのが本音です。

 

 

お灸をやってみて感じたこと

 

最初は火を使わないタイプのお灸をしました。

ただ・・・自分もお灸をたまにやるけれど、煙も出なければ艾(もぐさ)の香もなしというのが違和感。

これから毎日行うとすれば、値段的にも棒灸の方が良いと思い本格的な棒灸を取り入れる事にしました。

 

 

実際にやってみて感じたことは

棒灸の効果
  • オシッコの色が濃くなる
  • 立ち上がりがスムーズになった
  • ヨロヨロだけど歩く時間が長くなった
  • 食欲不振で食べれない日がなくなった
  • 毛艶が良くなった

 

オシッコの色は目に見えてすぐに分かるので「あっ、なんか良い効果があるんだな」と実感できると思います。

それまでは、食欲不振で食べれない事があったけれど、棒灸を取り入れてから食べれない日は全くありませんでした。

腎不全の犬の場合「食べない」という事でずいぶん悩むので、食べれるようになるだけでも安心できました。

 

そして、2週間ほど続けて気づいたのは、毛のパサパサ感がなくなって艶が出てきた事。

毛艶が良くなるというのは、血行が良くなるという何よりの分かりやすい変化なので、「お灸」が外せない養生の1つになりました。

 

 

 

棒灸3種類

 

スターターセットで棒灸器を購入したので、最初はそのセットに入ってきた棒灸を使いました。

他には漢方成分の薬草がブレンドされた棒灸もありました。

 

 

 

温灸純艾條(おんきゅうじゅんがいじょう)

 

スターターセットに付いてくる基本の棒灸。

「艾(もぐさ)を主とした棒灸」

シンプルな艾(もぐさ)の基本のお灸です。

 

 

太乙薬條(たいつやくじょう)

中医学が考えた薬草ブレンド
「温灸純艾條」をベースに薬草の粉末がブレンドされた棒灸。
  • 艾(もぐさ) 83%
  • 檀香・山奈・桂枝・独活・桂皮・香附・丹参・細辛etc・・・

 

 

 

 

念盈薬條(ねんえいやくじょう)

より多い薬草を伝統的な棒灸に

「温灸純艾條」をベースに、薬草の粉末がブレンドされた棒灸。

 

  • 艾(もぐさ) 73%
  • 桂枝・川鳥・雄黄・陳皮・松香・丹参・香附etc・・・

 

 

 

例えば、

檀香に吐気の改善、食欲増進、鎮痛作用を期待して

桂皮に冷えの改善、慢性炎症、膝や腰のだるさ改善、降圧作用を期待して

丹参の活血効果で肝の元気も回復するように

 

そんな願いを込めて毎晩の棒灸養生をしていました。

 

 

「気・血・水」のバランスを整える

東洋医学の考えに「気の巡りを整える」というものがあります。

健康の概念の1つが「気・血・水」の調和がとれている状態。

病気と診断されるまでには、きっとちょっとした不調があって、何かサインのようなものがあったはず。

 

階段を上がるのは無理になったの?

ソファに上がれないんだ・・・

耳が遠いのかな・・・

目が悪くなったのかな・・・

吐いちゃったけど、どうしたんだろう?

良く水を飲むなぁ・・・

 

少しずつバランスが崩れて、

小さなサインを出して、チロルは腎不全になっていたのだと思います。

そういうサインに気付いて、早めに養生していたら辛い思いはさせなかったのにな・・・

 

 

今、元気そうに見えていたとしても養生は早めにするに越した事はないと思います。

1日の10~20分程度、ゆっくりお灸をするだけで「未病」の段階で病気を防げるかもしれないのだから。

 

 

犬によっては嫌がる場合もある

チロルは棒灸を始めると、ウットリして本当に気持ちよさそうな顔で眠っていました。

いい気分だなぁという表情の愛犬を見ているのは本当に幸せな時間です。

虹の向こうに出発する前の夜も、しっかりと棒灸をして眠っていました。

 

ただ・・・

キナリの方は棒灸があまり好きではないらしい。

 

温灸器を背中に当てると、体に緊張が入って全くリラックスしてくれません。

今は、少しずつ棒灸に慣れる練習中です。

 

今は嫌な感じと思っていても、いずれ慣れて心地よいものだと思ってくれたらいいな。

 

 

さいごに

 

腎不全に特化した訳ではないけれど、気や血の巡りを整える事ができるお灸は簡単な養生の1つだと思います。

 

ただ、今回の3種類の棒灸は普通に煙が出ます。

換気扇を回して、窓を少し開けてやるのが必須。

それでも衣類や布製品、洗濯物にも匂いが残ったりします。

 

けれど、この煙にも浄化作用があるのかな・・・(インディアンの思想のような)と考えているので、我が家ではあえて煙の出るものを使っています。

 

煙が嫌な場合は「煙の出ない棒灸」もあるようです。

 

 

さぁキナリ

今日もお灸の練習をするよ!!

 

ひっくり返って寝てるし・・・

 

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